皆さんの中に、「今の生き方、しんどいな…」「楽に生きる方法に仏教の考えってどうなんだろう…」と思っている方いませんか?
その悩みは「仏教の考え方」で解消できるかもしれません。
私ユダはHSP気質・極度の心配性・そしてパニック障害でありながら、今でこそ会社で60名をまとめる立場となれました。それは「仏教の考え方」を取り入れた事で考え方が大きく変わり、心の大きな支えになったことは間違いはありません。
仏教=宗教ですが、実は世界に数ある宗教の中でも仏教は「神様」という存在がいない宗教なのです。宗教と聞くと「神様」に祈ったりして救いを求めるイメージが強いと思われるかもですが、仏教はそうではなく主に「自分」との向き合い方を説いてくれるものです。
私個人的に他の宗教を否定する気はまったくございませんが、「神様」という今現時点ではまだ非科学的な物を崇拝するものでは無く、この世の真理(世界のルールみたいなもの)を説いています。2500年以上前にブッダが悟りを開いて以来、今だ誰も嘘である事を証明出来ていない唯一のものになります。
今まで人類は生きる事に悩み、そして数多くの人が仏教の考えに救われてきました。
賢者の心得では、その仏教の知恵を使って“どう生きるのが楽なのか“を分かりやすく解説していきます。私自身学びの途中ですが、信仰するのではなく「考えを取り入れる」つもりで肩の力を抜いて読み進めていただければと思います。
具体的に仏教を取り入れるとは?
先ず、仏教は「この世はどうなってるか」、そして「どう考え、どう生きるべきか」という、この世界の答えみたいなものです。びっくりですよね。
そして先ほど書いたようにブッダが悟りを開かれてから2500年以上経っていますが、今だこの内容を誰も否定することが出来ていません。さらにびっくりです。
そして、現代の超ハイテク社会に入ったいまだからこそ、この「仏教の考え方」が非常に有効となる時代が来ています。
皆さんも肌で感じていると思いますが、この時代の「複雑さ」に比例して世界で精神疾患に陥る方の発生率が増えているのが現状です。
これは一体何が問題なのでしょうか。
それは世の中が便利を追求しすぎた結果の弊害である事が一因であることは否めません。
元々人類は長い間、自然の中で生きてきて、とてもシンプルな生活でした。
時代の流れと共に、体を動かさずとも長距離を移動できるようになり、快感を刺激する娯楽が増え、世界の情報が手元でわかるようになりました。生活をしていく為に必要な仕事に関しても、狩猟時代に行っていた狩り・採集に比べると今の仕事は昔より格段に「頭を使う」事が多くなっています。困ったものですよね。
そんな時代に生まれてしまった我々であるのですがここは一つ、こんな時代や、そんな時代に生まれてしまった自分を恨むのではなく、この時代だからこそ、「自分はどのように考え、どのように生きるのか」という事に着目して生きていくべきだと思います。
さて、この「自分はどのように考え、どのように生きるのか」という人生の根本的なテーマになる部分ですが、ここに「仏教の考え」を取り入れることで生きるのが楽になるのです。
では私たちは具体的にどう「仏教の考え」を取り入れればいいのかという疑問が浮かぶと思いすが、
なんと!ブッダはそんな我々の考えを見越してロードマップをあらかじめ作っておられました。さすがブッダ様、先見の目がすごいです。
そのロードマップが【三法印・四諦・八正道・因果の法則】という考え方です。
いきなり宗教らしい言葉が出てきてびっくりしたかと思いますが、この4つが「世界の仕組みとそれに対する人生の攻略ガイド」になるという訳です。
この記事では、この4つ【三法印・四諦・八正道・因果の法則】について概要を解説していきます。
三法印について
先ず、人生攻略ガイド一つ目の【三法印】とは簡単に言うと「この世の仕組み・自分という存在・悩みのない状態とは」を説明していて、一言で言うと「この世のルール」みたいなものです。
我々は生まれてから、今までの人生経験の中でこの世の仕組みや自分という存在を想像し、そして悩みのない状態を目指して日々生きている事と思います。
しかし、皆さんが一人一人生きている人生が違う為、それぞれ違う解釈をして本質を理解出来てない又は出来ない状態であるのです。これは人類同じ人生の人はいないので当然の事であります。
しかしブッダは「この世の仕組み・自分という存在・悩みのない状態とは」を「無常・無我・涅槃」という言葉で真理を解かれました。真理は「間違い無い」という事ですので是非考えを取り入れて悩みを減らしていきましょう!
四諦について
続いて、【四諦】とは簡単に言うと「苦しみの正体・原因・解決策・実践方法」を説明していて、一言でいうと、「この世のルールの中でどうすれば苦しまずに生きられるか」を説いた物になります。
ブッダはこの「苦しみの正体・原因・解決策・実践方法」を「苦諦・集諦・滅諦・道諦」という言葉で説いています。
この四諦は、我々を悩ませる苦しみの原因を知ることができ、それを解決する大きな手助けとなってくれます。
八正道について
次に、【八正道】とは簡単に言うと「苦しみから解放されるための具体的な生き方」を説明している物です。どう生きるかの実践の道のような感じですね。
ブッダはこの八正道を、心・考え方・行動を整えるための8つの実践として「正見・正思惟・正語・正業・正命・正精進・正念・正定」という言葉で説いています。
人生において「どう生きたらいいのか」という迷いは悩みの種です。八正道を取り入れる事で自分の人生に迷いなく生きていく事が出来る様になります。
因果の法則について
最後に、【因果の法則】とは簡単に言うと「すべての物事には原因がある」という事を説明している物です。
ブッダはこの因果の法則を「なぜ、その生き方が大切なのか」を「業・縁起」という言葉で説いてます。
何事も継続する為にはKnow-why(なぜそれが必要なのか理解する事)が必須です。
三法印から四諦、八正道、因果の法則まで深く理解し人生に取り入れることができれば、人生において悩む事無く、そして迷いなく生きる事=苦しくない人生を送る事が出来るでしょう。
この記事のまとめ
・悩みを減らすには、未だ誰も否定出来ていない「仏教の考え方」が最強である。
・その「仏教の考え方」には【三法印・四諦・八正道・因果の法則】があり人生の攻略法そのものになっている
・人生の攻略法を取入れれば、苦しみの無い人生を歩んでいける。